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今でも放映してるンですね。 住みにくい家を匠と称される建築家が知恵を絞って「なんということでしょう!」と見事に難問解決して家をリフォームする番組「大改造劇的ビフォーアフター」夏の暑いこの時期に、我が家も劇的とまではいかないけれどリフォーム。 息子が1歳になる前から住んでいるから約30年ほどになる我が家。 水周りも人間同様にずいぶんとガタがきて、床などは大型犬2匹が歩き回ったおかげで傷だらけを通り越している状態。まったくといっていいほど使わない和室の畳もささくれ立って、おまけに2匹目のおバカなベルが何度かシッコなどもやらかしてくれた。 俺の部屋をつくる!の亭主の一言がそもそものスタート。 本当に長らく単身赴任中の亭主。いつかは本宅である我が家に帰還する日もあるだろう。(やっぱ還ってくるんだよなぁ…) お互いに一人暮らしの気楽さに慣れた身。 亭主も亭主で自分の空間は確保したいんだろう。 「お前、結婚するから、あの部屋お父さんがもらうぞ。」 1階にある4畳半の部屋、といっても本間なので5畳半ほどの広さ。子供たちが小さいときは子供部屋に、その後は娘の部屋として使っていたこの部屋を南西の2方に広げて俺の部屋にするんだそうだ。ついでにその横の居間も広げて、ついでに台所と洗面所も広げてリフォームすることに。 ついでに座敷の畳入れ替えて、息子が使っている2階の和室はフローリングにして…… 俺が帰ってきてからだったら大事やから、俺がいない今の間にリフォームしておくんだそうだ。 あれこれ考えていたみたい。 口で言うのは簡単だけど、考えたら1階のほとんどをぶっ壊すんだ。手をつけないのは玄関と座敷と2階に繋がる階段とトイレ。 広げる場所の基礎工事にぶっ壊された裏のコンクリートの地面。庭。大枠決めたら、あとは私のほうで好きにやってくれ。 俺が戻ったときには俺の部屋ができあがっていればそれでいい。 これがいつものパターン。 リフォームの間も、 私、毎朝出勤するんだけど、どうやって生活するんだい? うんざりしてしまう。 それに広くなった居間、今はいいけど10年20年たって年取ったら誰が掃除するんだい? 床だってベルが歩いたら傷だらけはベルが悪いんじゃないからね、と釘をさしておく。 居間に溢れているDVDやら本やらパンフレットやらポスターやらCDやら…… 「壁一面に収納棚作ったらこれ全部はいるやろう。」 フランス映画なんかに出てくる天井までの壁一面の書棚! 憧れ! これの為ならまぁ仕方がないか。実際にはピアノがあって、その横に私のPCデスクをおくから壁一面とまではいかないけれど…・。 リフォームする部屋の荷物を整理して、1階の和室に積み上げる作業がここ数日の毎晩のお仕事。階段も物置スペースでDVDやらヴィデオやらを積み上げて、壁に掛けてる絵なども額の裏は埃だらけ。毎晩が大掃除という状態。押入れの天袋には娘が小さい時に遊んでいたおもちゃのピアノや小学校のランドセルとか、絵柄が気に入った空缶とか…この際にといってもなかなか捨てられない。 問題は食器棚の食器とか……洗濯どうするの? どうするの? ベルはどうするの? 考えたら面倒くさいやら、気が疲れるやらで、2.3時間も動いたら疲れるのと、開き直るのとで一休みでお家シネマすることに。 だから寝るのはいつも日付変更線がとっくに過ぎてからというのも最近の私。 本格的にリフォームが始まったらどうなることやら……。 まぁ、当分は学生時代の下宿生活に戻った気分で、私は私、息子は息子それぞれの部屋で暮らせばいいわけか…と慰める。 でもなぁ、1階にあるPCもその間取り外されるだろうし、2階の私の部屋にもケーブル接続したテレビと録画デッキはあるけれど、お家シネマ環境がずいぶんと制約されるんだわぁ。 ブログは例によって例の如く支障はないし、きっとこんな時間が息抜き癒しになるんだろうなって思う。 ちっとタメ息出そう……。
by mchouette
| 2009-07-10 20:25
| ■徒然なるままに…
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