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MAMMA MIA!
2008年/イギリス・アメリカ/ 108分 at:TOHOシネマズ梅田 監督: フィリダ・ロイド これは、ABBAのヒットナンバーだけでも元気になりそうな、ロングランのミュージカルの映画化。監督であるフィリダ・ロイド氏は、舞台やミュージカル、オペラの演出家であり、1999年ロンドンで開幕したミュージカル「マンマ・ミーア!」の演出を手がけた方。 舞台を劇場舞台からギリシャの小島に移しての本作の映画制作。 だからでしょう。映画というよりも舞台演出っぽい雰囲気。 舞台を観ていたらまたあれこれと違う感想も出てくるだろうけれど、私は本作しか観ていない。 とにかくABBAの曲を聞いてトーンダウンする人間ってあまりいないだろう。 全編流れるABBAの曲に乗ってとっても楽しく劇場を出ました。 立ち読みした週刊文春だったかな?中野翠さんが本作に☆2つで、「メリル・ストリープの一人舞台。3人の男優の使われ方がもったいない」といったコメントをしていたっけ。 いいじゃないですか。これは娘と嫁がせる母と娘の物語なんだから、父親と思われるママのかつての恋人3人は添え花でも。 それよりも女優3人が頑張ること! 1949年生れのメリル・ストリープが母親ドナの役。 鼻の頭を真っ赤にして泣いたり、笑ったり、スニーカー履いて歌って踊って。 60歳にしてこの筋力ある躍動感とリズム感。 役づくりにあたっては随分と身体を作り上げたのだろう。 そしてこんな役をやってのけようとする根性も見あげたもの。 本編が始まる前に「ダウト~あるカトリック学校で」の予告編があって、こちらは180度違う無表情な修道尼。 そしてドナの若い時からの悪友ともいえる女友達には 1950年生れのジュリー・ウォルターズ。 1952年生れのクリスティーン・バランスキー。 アラウンド60の女たちが、頑張って歌って躍って、そこに島中の女たちも加わって……。 これは女たちが元気になれる映画だわと思った。 そんな中に娘を嫁がす母の思いは実感。 メリルが「Slipping Through My Fingers スリッピング・スルー・マイ・フィンガーズ」 学校に通うことになった娘をテーマにしたこの曲。 自分の手から巣立っていく娘の、幼かった頃をメリルがしみじみと歌うシーンでは、10月に結婚が決まった娘をもつ私には、そんな字幕の歌詞にちょっとウルッときてしまう。 そして誰にでもある、若い時の楔が打ち込まれたように胸に突き刺さり、動けば痛みにひりひりするそんな忘れられない季節。もう若くない者たちの過ぎ去った青春の切なさと痛み。 胸の奥にしまい込んだそんなことも甦ってくる。 ABBAの曲が、そんな感傷チックな気分もまるごと包んでくれる。 男はんは、映画「シャイン・ア・ライト」でアラウンド70のローリング・ストーンズのパワフルなステージで、元気出さはったらええんと違う?と思う。 娘のソフィーを演じたアマンダ・セイフライド。 ロドリゴ・ガルシア監督の「美しい人」で、溝が出来てしまった両親の間に立って、二人を気遣う娘<かけがえのない人>サマンサ役の彼女。 「美しい人」ではやや太り気味の体型で垢抜けしない印象だったのが、身体も引き締まり、歌も上手くって、ビックリ。 メリルと並んでとてもいい雰囲気を出していた。 ![]() 中野翠女史が男優3人もったいないって言ってたけど、 コリン・ファースもピアース・ブロスナンも頑張って歌って、最後はこんな格好で登場して、これは拍手もの。ちょっと宴会の余興のノリみたいだけれど、まだまだ頑張る中年組。 コリンとピアースに隠れてちょっと印象が薄いビル役のステラン・スカルスガルド。 ![]() 10月に娘の結婚を控えた私は、メリルの気持ちにもちょっと感情移入するところもあり、結婚を前に不安と感傷と、未来への明るい夢とそんなのが一緒くたになって、そしてなんといってもABBAの曲が元気をくれる。
by mchouette
| 2009-02-03 00:00
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