![]() by mChouette 検索
カテゴリ
全体 ■映画 =映画:あ行 =映画:か行 =映画:さ行 =映画:た行 =映画:な行 =映画:は行 =映画:ま~わ行 ■映画・雑記 ■ドラマ ■展覧会・コンサート ■一冊の本 ■徒然なるままに… ■美味しいもの ■アウトドア・旅 ■勝手にバトン ■ご挨拶・お知らせ 未分類 最新の記事
その他のジャンル
|
WALL・E
2008年/アメリカ/103分 at:梅田ブルグ ![]() 監督:アンドリュー・スタントン 「ウォーリー」ってロボットにつけられた名前かとおもっていたら、そうではなくって「地球型ゴミ処理ロボット」の略称「WALL・E」のこと。 地球は人類が吐き出したゴミに覆われ、生命体が存在しえないところまで汚染されてしまっていた。BNLという企業は地球をロボットたちによってクリーンアップされる時まで地球を脱出しましょうと、巨大な宇宙船に人類を乗せて宇宙へと飛び立った。 そして地球のゴミを処理し続けることをプログラミングされたロボット「WALL・E<ウォーリー>」は、人類のいなくなった地球で700年間もの間、毎日たった一人でコツコツと人類が出したゴミの処理をし続けていた……。 アニメ作品で、たった一人きりであることの孤独感といおうか寂寥感といおうか、そういう思いがこれほどまでにひたひたと感じられる作品ってなかっただろう。いや、実写でも、そうそう感じ取れるものではないだろう。悲しさとかやるせなさとかはまた違う孤独感。 そして相手とつながりたいという思い。愛。 心動かされるのは、手と手を握り合う、そんなささやかな触れ合いの中にあるということ。 700年たって人類は目覚める。「生き残るよりも、生きたいんだ!」 「生きている」という実感。そのことを感じるときが幸福だということ。 そんな、人としての「生きる」原点に触れるような作品。 ウォーリーも、地球探索ロボット「イヴ」も言葉は話せない。互いの名前を言えるだけ。 「ウォ~リ~」「イ~ヴァ~」 でも彼等の間に芽生えたものがじんわりと伝わってくる。 映画が終ってもエンド・クレジットが終るまで誰も立つ人はいなかった。 アニメ作品でこんなにも余韻を感じるとは! サッチモの歌う「バラ色の人生」とか、ミュージカル「ハロー・ドーリー」の映像とともに流れる歌といい、ノスタルジックな歌がまたいい。 「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れるシーンでは、地球に戻ろうとする艦長を助け、プログラミングされたコンピューターロボットに敢然と立ち向かうウォーリーとイヴ。キューブリックの「2001年宇宙の旅」を髣髴とさせる。「2001宇宙の旅」では人工知能コンピューターHALが暴走し、乗組員たちは生命維持装置をきられてしまうが、「ウォーリー」では愛という感情が芽生えた「ウォーリー」と「イヴ」が人類を助ける。 「愛」とか「孤独」とか、人を思う気持ちとか、そんな目に見えない感情を、物言わぬウォーリーとイヴに感じ取れるとは、ここまで影像表現できるとは! ラストは思わず潤んでしまった。 私が観たのは字幕版。ウォーリーの声はサウンド・デザイナーであるベン・バート自ら行っている。アニメだからもともと吹き替えなのだけれど、日本語吹き替え版だと、どうしても声優の顔とかがダブってしまうから、やはり字幕版の方を選んでしまう。 ![]()
by mchouette
| 2008-12-16 00:00
| ■映画
| |||||||||
ファン申請 |
||