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Music From The Inside Out
2004年/アメリカ/90分 at:第七藝術劇場 監督:ダニエル・アンカー 製作: ダニエル・アンカー 撮影: トム・ハーウィッツ 音楽: フィラデルフィア管弦楽団 出演: フィラデルフィア管弦楽団 音楽を語る彼らに人生の本質に触れる思いがし、 彼らの生み出すそれぞれの音に熱くなり、 そして105人の個性が、楽団員として一つになって演奏される交響曲に陶酔し、 素晴らしい映画に出会った思いに感動の一時だった。 「音楽とは何?」 こんな本質的ともいえる問い、答えが見つからない問いを、監督である像作家ダニエル・アンカーは、フィラデルフィア管弦楽団の団員一人ひとりに投げかける。 フィラデルフィア管弦楽団員たちは、音楽家という気取りではなく、素顔で自らの音楽を語り、楽団員としての葛藤や演奏家としてのスタンスを語り、人生を語り、自ら自身を語っていく。 ![]() 週に一度、ダンスホールでバンド活動をして好きな音楽を演奏するヴァイオリニスト。 ダニエル・アンカーの問いかけは、「演奏するということとは?」 「音楽の感動とは?」 「音を作り出すということは?」といった音楽の原点ともいうべきレベルにまで彼らとの対話を深めていく。 本作は「音楽のエッセイ」と題され、「第一部 それぞれの音」 「第二部 音の狭間に」 「第三部 パートがひとつに」と3つに分かれて語られている。 音楽のバックボーンやスタンスの違う個々の音楽が、管弦楽団という集団へと、そして個々に奏でられていた音が、交響曲という一つの音へと昇華していくような感動を覚える。彼らの言葉と一体となってそこには常に音楽があり、あたかもこの映画そのものが一つの交響曲であるかのような錯覚さえ覚える。 そんな105人の個性が生み出す音が交信し合い、交響曲として奏でられるということに、ラストの彼らの演奏に、改めて胸が高まる感動を覚える。 ダニエル・アンカーは彼らから素顔の言葉を引き出すために、リハーサルなどリラックスした時に彼らにインタビューしたそうだ。 そんな音楽を語る彼らから、人生の真髄に触れるような珠玉の言葉が紡ぎだされる。 何か一つのことを究めていこうとする人たちの言葉は、職業とか分野を超えて人生の本質まで迫るものがあるのだろう。 音楽ドキュメンタリーだけれど、そんな枠を超えた素晴らしい映画だった。 演奏活動の歓迎会の途中で、一人の楽団員が叫ぶ「外で凄い音楽がある!」 ホテルの前で一人の大道芸人がアコーディオンを巧みなテクニックで操り「四季」を演奏している。楽団員たちが彼の演奏するアコーディオンに聴き入る。「最高の音楽だ!」興奮する楽団員たち。 音楽がもたらす感動を描いた映画でもあるだろう。 ![]()
by mchouette
| 2008-08-10 00:00
| ■映画
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