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週末の午後、ちょっとゆっくりとした時間ができたこんなときに「RIVER DANCE」のライブ・ステージをDVDで堪能。
ケルトのメロディが癒しとなり、ステージで繰り広げられる上半身を直立させたまま、脚だけを動かしてタップを刻むアイリッシュ・ダンスの神業的ともいえるステップと打ち鳴らされるリズミカルな靴音に元気をもらう。 2時間のステージ。 一糸乱れる彼らのステップ。 高い跳躍。 音楽。 ステージが終るたびにスタンディング・オベーション、そして賞賛の歓声と口笛が…。 リバーダンスのステージを収録した映像がいくつかDVD化されているようだけれど、私が観たのは、1996年に彼らがアメリカでの初演となるニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールにおけるステージを収録した映像。 創設メンバー主演のジーン・バトラーやコリン・ダン、フラメンコ・ダンサーのマリア・パヘスたちが出演しているこのステージは貴重な映像だろう。 かつて、イギリスの植民地時代にアイルランド人が自分たちの剥奪された文化を忘れないために、イギリス人に見破られないよう下半身だけを動かしてステップを継承していったというアイリッシュダンス。 アイルランドに伝わる神話やアメリカへの移民を余儀なくされたアイリッシュ・アメリカンの歴史を川の流れになぞらえ、アイルランド音楽とアイリッシュ・タップダンス、フラメンコ、バレエを融合させて作られた舞台作品「リバーダンス」 今年も大阪公演は7月8日~13日、フェスティバルホールでステージがある……。 こんな映像をみると、ライブで見たいと思いつつの気持ちがむらむらと出てくる反面、創設メンバーだからこその迫力と意気込みを持った彼らのステージのライブ映像見たら、今のステージはどうだろうかという気もする……。 特典映像に、ラジオ・シティ・ホールでの公演で初めてニューヨークへやってきたメンバー達の様子が映されている。 この公演には多くの芸能人や著名人たちも会場にきていて、彼らへのインタビューも収録されている。アイルランド出身の俳優ガブリエル・バーンが、「昔、僕達が恥じてゴミみたいに払いのけていたものが、今ではセクシーだといわれる時代だ…」と語っていた。 こんな言葉にもアイルランド人の苦難の歴史を感じる。 「ある国の文化が注目される時代がある。今はアイルランドだ。ニューヨークを作ったのはアイルランド人だからね」ニューヨークで行う意義を問われて北アイルランド出身の俳優リーアム・ニーソンが答えていた。彼は映画「ギャング・オブ・ニューヨーク」ではディカプリオの父親役、アイルランド移民たちのリーダーであるヴァロン神父演じていたし、ニール・ジョーダン監督の「マイケル・コリンズ」ではアイルランドの独立運動家マイケル・コリンズを演じていた。
by mchouette
| 2008-06-17 00:00
| ■映画
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