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Pauline a La Plage
制作:1982 出演:アマンダ・ラングレ / アリエル・ドンバール / パスカル・グレゴリー/ フェオドール・アトキン エリック・ロメール「喜劇と格言劇集」第3話 ことわざは Qui trop parole,il se mesfait 言葉多き者は災いの元 ~クレチアン・ド・トロワ 1983年ベルリン国際映画祭 監督賞、国際映画批評家大賞 ![]() 15歳のポーリーヌは、従姉妹で離婚したばかりのマリオンとノルマンディーの別荘にバカンスやってきた。恋愛談義を始める2人だがポーリーヌはまだ恋を知らない。海辺にきた2人はマリオンの昔のボーイフレンドで彼女に未練たっぷりのピエール、そして彼の知人で妻子と別居し独身生活を謳歌しているルポライターのアンリに出会う。そしてポーリーヌにもシルヴァンという少年と知り合いになる。さらにそこにキャンディー売りのルイゼットも加わって、ひと夏の恋愛騒動が始まる……。 大人たちのやや軽薄で愚かな恋愛事情を、ポーリーヌはけっこうシニカルな目でみていて、その場の空気に流されず、大人たちがだんだんとうろたえる中で、彼女が一番の落ち着きを見せていて、ロメールはポーリーヌを通して彼らの恋愛模様をユーモアを盛り込みながら皮肉たっぷりに描いているのも面白い。 結局、ヴァカンスで生まれた恋はあっけない幕切れとなるのだけれど、最期にマリオンの口を通して、それでも恋に対してポジティブであろうとする台詞を語らせているところがロメールらしい。 映像で海辺での彼らのヴァカンスを楽しむ様子を見ていると、彼ら如何に人生を謳歌しているかってことがとっても伝わってくる。ヴァカンスは彼らにとっては生きるうえで殆んど必要不可欠なことなんだろうって思えてくる。 ロメール作品を観ていると嬉しい発見も愉しみの一つ。 「満月の夜」では若きチェッキー・カリョとか、久々のクリスチャン・バディムとか。 そして本作では若きいころのパスカル・グレゴリーを観るなんて。 そしてポーリーヌ役のアマンダ・ラングレは、「夏物語」でもしっかりした女子学生を演じていて、メルヴィル・プポー演じるパスカルを、本作のピエール(ポーリーヌよりもずっと大人なんだけど)みたいに仕切っていた。 ポーリーヌ役のアマンダ・ラングレの起用は、彼女の何か問いかけたげな表情をした写真をロメールが気に入って決めたそうだ。ロメールはたくさんの中から選ぶということはしないで、大抵は一人に決めて本人に会って最終決定するそうだ。それで大抵は成功しているとインタビューで語っていた。
by mchouette
| 2008-06-15 00:00
| ■映画
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