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美しき結婚 / Le Beau Mariage
制作:1981 出演:ベアトリス・ロマン / アンドレ・デュソリエ / フェオドール・アトキン / ユゲット・ファジェ / アリエル・ドンバール / タミーラ・メズバ / ソフィー・ルノワール / ビルジニ・テブネ エリック・ロメール監督「喜劇と格言劇集」第2話 ことわざは Quel esprit ne bas la campagne ,Qui ne fait chateaux en Espagne どんな心も 野で獲物を追い、空中に楼閣を建てる ~ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ ![]() 美学生のサビーヌは、愛人の妻子ある画家に嫌気がさし結婚を決意した。理想は医者と結婚した親友クラリスの、好きな絵の仕事をする悠々自適の生活。そんななかクラリスに35歳で独身、弁護士のエドモンを紹介してもらう。すっかりエドモンとの結婚を決意したサビーヌは、積極的なアプローチを仕掛けるのだが……。 サビーヌはとってもせっかちで短気な女の子。 いわゆる思い込んだら猪突猛進のタイプ。こういうタイプは往々にして物事すべて自分に都合のいい論理で引き寄せて捉える。 それが本人は悲劇でもあり、見ているこちらは喜劇と映ってしまう。 主人公サビーヌを演じたベアトリス・ロマンはロメール映画の常連で、「クレールの膝」ではクレールの妹役で出ていた子。感情で動くクレールとは対照的に、かなり背伸びした頭でっかちで理論派の女の子だったが、今回のサビーヌは、彼女が大きくなったらこんな風になるかもしれないなって思えるキャラクター。 同じ鼻持ちならぬキャラクターでも、「満月の夜」のルイーズみたいにスマートじゃなくって、あまりの我武者羅なそのアタックぶりは、みていて痛々しいほど。 ルイーズの論理というのも、あきれるほど強引で自分勝手さに思わず苦笑してしまう。 まったくその孤軍奮闘振りときたら! でも本人は真面目に必死なところがなんか可笑しさと可愛さを感じてしまう。 サビーヌの家は移民で、親友のクラリスやエドモンドとは住む階級が違う。 階級意識というのはヨーロッパ社会では厳然と存在しているんだろう。 そんなことも、ちらちらと映像から伺える。 ルイーズに印籠を渡すエドモンドの論理は、さすが弁護士で紳士的。
by mchouette
| 2008-06-14 00:02
| ■映画
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