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エリック・ロメール……。
1920年4月4日、フランス・ロレーヌ地方のナンシーに生まれ、パリのリセで教鞭をとる(古典文学を教授)傍ら映画評論を執筆し、『カイエ・デュ・シネマ』で6年間(1957年 - 1963年)編集長をつとめ、1959年に初監督作品『獅子座』を発表して以降、一貫して男女の恋愛模様を、日常の風景の中で軽やかに、サラリと鋭く描いている。そして、このサラリが曲者で、その中には隠し持った本音とかエロティックな感情といったものを、いともサラリと軽やかに描いている。 ロメール監督作品はそれほど多くは見ていないけれど、このサラリ加減が好きで、私のお気に入りの監督の一人でもある。言葉で上手く説明できない、ちょっと裏腹のような矛盾したような心情、心の動き、そういったものを短い台詞とかちょっとした仕草で見事に掬い取って、あっと思ってしまう。現在もなおご健在で活躍されているとのこと。 ↓「夏物語」の撮影現場でしょう。右端の後ろ向きの巻き毛君はメルヴィル・プポーのはずだわ。 ![]() 1月からシネフィル・チャンネルで6ヶ月にわたってエリック・ロメール特集が組まれたのは私としては嬉しい限り。 1月は初監督作品の「獅子座」 (1959)と、「六つの教訓物語」シリーズから「モンソーのパン屋の女の子」(1963)、「シュザンヌの生き方」(1963)、そして「モード家の一夜」(1968)の4作品が放映された。以降、放映の都度、「六つの教訓物語」に加えていきます。 「六つの教訓物語」シリーズは主人公は全て男性で、語り手は主人公である「僕」。僕に関する、あるいは「僕」の周りに起こった恋愛について、僕がその時々に思った気持ちを素直に語っている。そこには男の自惚れとか、思い違いとか、カッコつけたりとかたが、ちらちら見え隠れして、そして最後に僕がそこで得た教訓が「オチ」として語られているのも楽しく味わいがある。案外とロメールのテイストがぎゅっと詰まっているシリーズかもしれない。 「六つの教訓物語」は本も出版されていて、邦題タイトルは「六つの本心の話」となっている。活字で読むのもまた面白い。 ![]() 「獅子座」もそうだけれど、ロメールの作品って、まぁ、そもそもヌーヴェル・ヴァーグといわれる作品そのものがそうなんだけれど、街が舞台。大層なセット撮影ではなくって、手持ちカメラをもって、街中で普段着で自由に撮影している。カフェであったり、裏通りであったり、交差点であったり、アパートの一室の狭い空間だったり、人々が生活している日常の街が舞台。そんなところも魅力の一つ。 パリの街路図を横に登場人物たちの姿を追いかけるのも楽しいんではないかしら。 第一話:モンソーのパン屋の女の子 (1963年) 第ニ話:シュザンヌの生き方(1963年) 第三話:モード家の一夜 (1968年) 第四話:コレクションする女 (1967年) 第五話:クレールの膝 (1970年) 第六話:愛の昼下がり (1972年)
by mchouette
| 2008-02-02 00:00
| ■映画・雑記
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