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昨日の「ピアニスト」の記事はかなり疲れた。 疲れたけれど、本作鑑賞については、一度目は、とにかく生々しさが先にたったけれど、2回目は、やはり抑圧された人間性の悲劇が痛ましく、それを体現したユペールはさすが。目を凝らすとハネケ監督の描いたテーマが浮かび上がってくる。疲れたけど不十分ながらも言葉にできたことが嬉しい。やはり重い映画。 ジョン・カサヴェテスの「オープニング・ナイト」の感想をUPするつもりだったけれど、劇場鑑賞した「石の微笑」「不完全な二人」が良かったので、先にこの2本の感想UP、さらに、マジメル関連でみた中で「年下のひと」が良くってこれも先に、そして「ピアニスト」となった。 順番からすると、「オープニング・ナイト」になるんだけれど、この作品もしんどい作品。 もう若くはない一人の舞台女優が、女優生命と役柄と自らの実年齢との間の葛藤を、カサヴェテスお得意のじっくり、じっくり、微にいり細にいりの描写で、観ているときから「『フェイシーズ』といい『こわれゆく女』といい毎度毎度疲れる作品ばかり作るなぁ」と思いながら観ていたもんだ。 間に緩衝地帯としてミーハー的に嬉しくなる作品を持ってこないと、カサヴェテス作品にはいけない状態。何がいいかと思案中なれど、いろいろあって選びきれず、ブノワ・マジメル絡みの作品を数本見たから、これも一言コメントで記事upの予定だけど、ひとまず今日は一休み。 写真は東洋陶磁美術館の階段から外をみた風景。 薔薇の季節には大川沿いの中ノ島公園の薔薇が見渡せる素敵なロケーションです。 川がある風景は良いですね。
by mchouette
| 2007-09-13 00:00
| ■徒然なるままに…
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