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「ACTION VERITE」
1994年/フランス/4分 *DVD「クリミナル・ラヴァーズ」に収録されています。 1995年批評家組合賞 1995年国立映画センター・クオリティ賞 オゾンの感性がキラリと光る フランソワ・オゾンは卒業後、助監督にならず、すぐに監督として短編を次々に発表している。 それらのすべてが映画祭で受賞し、「短編王」の異名をとったフランソワ・オゾン。 たった数分の物語。5分の物語で綴られた「パリ、ジュテーム」でもそうだけど、監督の才能と魅力がストレートにつたわってくるのが短編。 オゾンは90年代に短編というジャンルを新しく活性化させ、その魅力を見せてくれたといえる。そんな彼の短編の中で、特に私のお気に入りは「アクション、ヴェリテ」 エレーヌ、ローズ、レミ、ポール。 年齢的には10代始めくらいかしら。男の子2人、女の子2人。それぞれカップルみたい。 部屋で集っている。タバコの煙を口から輪を作って出して、女の子はそれをクスクス笑いながら見ている。みんなまだ子供、でも扉の隙間から大人の世界を覗き見したい年齢。 この4人が「アクション(実行)か ヴェリテ(告白)か」ゲームをする。 どっち?選んで。告白、実行 どんなことするのか、どんな事告白するのか 「デートした事ある」 「ある」 「ローズにキスする」 「舌は入れるな」 「入れちゃった」 「私の足をなめて」 「最悪」 「男の子と寝た?」 「寝た」 「ウソ」 「告白でしょ」 「レミー以外の子とデートした?」 「した」 「ウソ」 「見たの」 相手のことがとっても気になる。ちょっとして見たい。どこまで知ってるの? どこまで……でも、まだまだゲームの中 でも、ちょっと大胆になってくる。 ゲームだから大胆になれる。くすくす笑いながら興味津々で…… でも、いつまでもゲームじゃないんだ。 最期にオゾンは彼らにぐさりと現実の生々しさを見せつける。 この見せ方見事。生々しいけど、けど、さらりと。 このときの子供の表情も見事に映像で捉えている。 たった4分の映像に、セックスの入り口にたった思春期の子供たちの「性」が、「アクション、ヴェリテ」に反応する彼らの表情や雰囲気にとってもよく描かれていて、オゾンのセンスがキラリと光る。 この作品の前にオゾンは「ヴィクトル」という短編を撮っている。 プロデューサーのオリヴィエ・デルボスタによると「ヴィクトルという少年がいて、ベッドに寝ている両親を殺し、父と母の死体をセックスさせ、それをみて自分もオナる。そこへ家政婦がきてセックスが始まるという、凄いもの。けれど、これが物語の内容や展開と比べて、とても優しくて詩的ですらある」という。製作会社も版権を買っていないので、フィムルは今はどうなっているんでしょう。 監督:フランソワ・オゾン 製作:オリヴィエ・デルボスク 脚本:フランソワ・オゾン 撮影:ヨリック・ル・ソー 編集:フランソワ・オゾン 出演: ファビアン・ビレ アドリアン・パストール ファリッド・ラマトゥラ イリン・アルガン 撮影はヨリック・ル・ソー。彼は「ふたりの5つのわかれ路」まで、一貫してオゾン作品の撮影を担当している。
by mChouette
| 2007-05-21 00:01
| ■映画
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