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WOWOWで放映されていたクロード・シャブロル監督作品をみていて、やっぱり見たくなったのが本作「肉屋」。どうして初期の、これぞシャブロル!っていう作品を放映してくれないんでしょうね。 フランス南西部ペリゴール地方の平和で牧歌的な田舎町が舞台。 村の結婚式で出会った小学校教師エレーヌと戦争帰りの肉屋ポポール。 二人は互いに節度をわきまえつつも次第に親密になっていく。 そんな平穏な田舎町で起きた少女連続殺人事件。 ある日子供たちを連れてピクニックに行ったエレーヌは崖の上で斬殺死体を発見する。死体の傍らに落ちていたのは、エレーヌがポポールにプレゼントしたのと同じライターだった。 そのライターを密かに持ち帰り、部屋の引き出しにしまうエレーヌ。 崖の下でおやつを食べる子供のパンの上に滴り落ちる赤い血。 太陽の下の平和な空気にあふれた映像が一転して、ダークな映像に変わっていく。 エレーヌの胸に広がる疑惑。しかし彼女を案じ訪ねてきたポポールがライターを持っていることに安堵したのか、思わず涙する。しかし、数日後、天井のペンキ塗りに来たポポールが引き出しにあるライターを持ち帰ったことを知ったエレーヌは、彼が連続殺人犯であることを確証し慄く……。 失恋の痛手から立ち直るために、この街に赴任してきたエレーヌは、もう傷つきたくないと、恋に背中を向け続けている女。 抑えきれない血の衝動に殺人を重ね続けながら、エレーヌに心の安らぎを見出し、彼女との穏やかな日々を夢想するポポール。 心に傷を負った者同士の男と女。 ポポールのすがりつくようなエレーヌへの愛。 息づまるような、男の必死さが切ないまでの、ラストに向かう一連のシークエンス。 そして、眩暈を覚えるほどのエレーヌのラストシーン。
by mChouette
| 2012-07-07 00:00
| ■映画
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