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映画「君に読む物語」では、彼のすっとした顔立ちのせいもあるのだろう。すばらしい映画だったけど、ノアを演じたライアン・ゴズリングにはそれほど強烈な印象やインパクトを受けなかった。「ブルー・バレンタイン」でも夫役の彼はどちらかというと脇役的でミッシェル・ウィリアムズの演技に視線がいってた。 「ステイ」の精神を病んだあの青年がライアン・ゴズリングだったんだ!って映画「ドライヴ」を見てから改めて気がついた。 でもこの映画のこの役は、ライアン・ゴズリングの、あのすっとした顔立ちと、天使みたいな笑顔あっての作品だろう。 彼が演じると、なぜか妙に説得力があって、さもありなんと思えてくるこの不思議。 リアル・ドールを恋人にした一人の青年と彼を取り巻く人々の物語 最初は奇異な目で眺め、哀れなラースに調子をあわせていた人々が、次第にラースのその彼女ビアンカを一人の人間として受け入れ、人々の間に建前でなくって本音の情愛、絆が生まれ始める……。 人形を相手に誠心誠意の愛情で接するラースを演じたライアン・ゴズリングには参った! そんな彼とビアンカをみていると、だんだんと彼女がが生身の人間のように思えてくる。 心に空洞を抱えるラース。 ラースがその内部に抱える怒り,恐怖。 そしてビアンカとの別れを決意しラースがとった思いがけない行動には驚き、ラースの心情に胸が痛む。 ライアン・ゴズリングの演技と感じさせない彼の確かな演技力。 ライアン・ゴズリングがみせる静と動、そして優しさと怒り。 映像のワンシーン、ワンシーンが言葉以上にそれを物語っている。 ライアン・ゴズリング演じるラースと、その彼女。 見終わった後にはとっても温まった気持ちが残っている。 LARS AND THE REAL GIRL 2007年/アメリカ/106分 監督:クレイグ・ギレスピー
by mChouette
| 2012-06-24 00:00
| ■映画
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