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THE BURNING PLAIN「ウィンターズ・ボーン」で素晴らしい演技をみせたジェニファー・ローレンス。 彼女がヴェネチア国際映画祭で優秀な新人に授与されるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した本作を鑑賞。 監督は「アモーレス・ペロス」(1999) 、「21グラム」(2003)、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」(2005)、「バベル」(2006)の脚本家で知られるギジェルモ・アリアガ。彼の監督デビュー作品。 アメリカ南部ニューメキシコ州の国境沿いの町で、トレーラーハウスの爆発事故で始まる。 中には二人の息子の父親であるメキシコ人男性とアメリカ人主婦の焼死体が見つかった。二人はこのトレーラーハウスで密会していた。ショックを受ける二つの家族。 ![]() アメリカ・メイン州のポートランドにある高級レストランでマネージャーを努めるシルヴィア(シャーリーズ・セロン)は、自傷癖があり、行きずりの情事を繰り返す。 メキシコで農薬散布のパイロットを仕事にする男とその娘。 過去 家族に隠れて密かに夫以外の男性と愛しあっている4人の子供をもつ主婦ジーナ(キム・ベイシンガー)。ジーナの長女で母親の行動に不審を抱き、母の密会現場を目撃する長女マリアーヌ(ジェニファー・ローレンス)。 亡くなった父を理解したいと、父の不倫相手の娘マリアーヌに近づく男の息子サンティアゴ。 過去と現在、時間と場所が巧みに交錯し、ギジェルモ・アリアガが追求するテーマでもあるんだろう、今では彼のお得意ともいえる負の連鎖反応が登場人物たちを手繰り寄せ結びつけていく。 ![]() 「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」では国境というテーマが新鮮だったし、「アモーレス・ぺロス」では人間の性が生み出す負の連鎖によってがんじがらめになりながらも、そこから抜け出そうと抗う者たちを描き、その連鎖がとても新鮮な衝撃だったけど、「21グラム」「バベル」と続くと、物語に柔さ(”救い”とも取れるのだろうけれど…)も感じ取れて、少々辟易する。脚本がそうなのか、イニャリトゥ監督の演出なのかは分からないけれど。本作もそんな流れにある作品といえるかな…。 シルヴィアがマリアンヌだった娘時代。 キム・ベイシンガーがとてもいい味を出しているなって思う。 ベイシンガーが演じる母の中の女、女としての悲しみの部分を17歳の少女マリアンヌには理解できなかった。 女の目で母親をじっとみつめるマリアンヌを演じるジェニファー・ローレンス。 燃え盛る炎に包まれるトレーラー・ハウスを前にローレンスがみせた演技が、その後の彼女の心に食い込んだ傷の深さをもうかがわせる。 ![]()
by mChouette
| 2011-11-24 00:00
| ■映画
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