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![]() 妹と二人して実家の母のお供で、2月6日~7日、箱根まで一泊旅行してきました。 母を連れて…と言いたいところだけれど、この年齢になっても親の臑かじっての箱根行きなもんで…。 昨年末、娘夫婦を誘っての私たちの熱海行きを聞きつけた母から、「箱根に行って寄木細工のカラクリ箱を買ってきて!」と注文が届いたのがそもそもの発端。 車で行くから熱海から箱根まで足を延ばすのはいいとして、いろんな模様の寄木細工。選びきれないし、今も毎日クロスワード熟語に熱中している母のこと。自分で選ぶ方が数段喜ぶんではなかろうかと、妹と母と3人の箱根行きを提案したら、大喜びの大乗り気で、暖かくなってからでは?というのに、どのみち旅館か、タクシーかだから寒くても大丈夫という母の言葉で真冬の箱根行きとなった。 1月23日に行く予定が、お寺さんの都合で父の法事がこの日になってしまった為に、週末のスケジュールを繰っていって2月6日になったのだけれど、なんとこの日が亡き父の祥月命日。 「亡くなったお父さんが、あんたらと行けるように計らってくれたんやわ。」という母の言葉に素直に肯いてあげるのも親孝行。 私たち娘二人との箱根行きをこんなに喜ぶなんて、まるで今生の…みたいな母の喜びように、ちょっと、ちょっとそんなに喜ばないで…と心配になったり、いつまで元気に私たちと旅行に行けるかわからない思い出作りもあるのかしらとホロリとなったり…。 そんなに喜んでくれるなら、これからもいくらでもお供させていただきます。と思っていたら箱根行きの後は松竹座の芝居見物のお誘いが早速にあったから、まだまだ元気で心配ないこと。 子どもの頃、茅葺の旧い家を建替える前の我が家にあった寄木細工の箱。 娘たちとの旅行。 そして寄木の箱をもう一度持てること。 箱根行きに托した母の喜びがわかる気がする。 「高くてもいいから、(ゆっくりくつろげて料理も美味しい)いい旅館にしてね。」 母のリクエストに、湯本や宮ノ下、あと今回の旅行の目的の寄木会館へのアクセス等を考えて、お宿は、お庭も素敵だし、いい雰囲気のおもてなしも期待できそうな「強羅花壇」に。 私としては湯河原にある「海石榴(つばき)」もいいかなって思ったけれど、こちらは熱海寄りなので今回はパス。 上の写真は寄木の模様が気に入って買い求めた無垢のコースター3枚。書棚に置きました。 以下は母と私たち姉妹3人の旅模様。 新幹線で新大阪から小田原へ。 朝、家を出るときに雪が舞っていて、これだったら箱根では雪を見ながらの露天風呂が楽しめるかしらとワクワク。 道中も京都を過ぎたあたりから雪が降っていて、大阪ではここ数年滅多に雪など見ることのないだけに、車窓からの雪景色に無邪気に喜ぶ。 米原では雪が降るなか向かいのホームでは望遠レンズのカメラを構え、なにやらシャッター・チャンスを待っている人が4.5人…。 何かしらね? 岐阜羽島をすぎると雪はやみ、静岡にちかづくと晴れわたった空に雪の白さも眩しく、雪を抱いた富士の山がくっきりと視界に入る。こんなに鮮明に富士山が見えるのも貴重な一瞬。携帯やデジカメをかざす姿があちこちで。 ![]() 小田原からタクシーで強羅花壇まで行く途中、旧街道を回ってもらって、寄木細工の店が並ぶ畑宿へ。工房で実演を見せてもらう。木の色そのままを利用して、さまざまな寄木のパターンから生れる文様の面白さに、選ぶのもまた楽しい。 ![]() 「箱根にきたのなら箱根の関所は見ないと…」という母の要望で、復元された箱根関所と資料館へ。芦ノ湖に映る富士山を称して逆さ富士でも有名だとか。 山道も降り積もった雪で眩しいばかりに明るい。 陽が落ちると気温が一気に下がり路面が凍結して通行も危ないだろう。 4時半すぎにお宿の強羅花壇に到着。 お宿の外までご丁寧なお出迎えが面映い。 ベランダ付きの部屋だけど、この寒さ。外の景色をゆっくり楽しんで…とならないのが残念。和室のテレビにはDVDプレイヤー、畳ベッドのある洋間にはCDコンポが設置されていて、CDやDVD貸出しサービスもある。 DVDリストに「ユージュアル・サスペクツ」が入っているのも嬉しいではありませんか。 「貸出料金取られるんと違うん?」と母と妹から妙なところでケチられ、箱根に来てまでDVD見なくても…とこれは断念。 そういいながら、12時過ぎまでナンクロ・パズルをむきになってやっていた私たち。 専業主婦で格好の時間つぶしとナンクロに嵌って数年間の妹はすでにして脳内はナンクロ・モード。わかった字を鉛筆でせっせと埋めている私の横で、「ごめん、怒れへん? 一つ解った。」って妹が。「見ても考えんといて。」と私。こんなんしてると時間があっという間に過ぎていく。 そもそものクロスワードパズル熱中の火付け役は母親。母は漢字熟語一筋で全問正解者の名前の数年間連続掲載にさらに意欲を燃やし頑張っている。 さてさて強羅花壇。 お値段がちとお高いだけあって、お部屋においてある日本茶もなかなかの上物だし、足袋ソックスもしっかりしているし、和紙の袋に入ったアメニティ・グッズもお高級で、これはそのままお持ち帰り。そこかしこにお香の匂いなど、女性客を楽しませてくれるおもてなしの仕掛があちこちに。 月曜日が私の誕生日ということで、ケーキにみたてたキャンドルのプレゼント。料理旅館に泊まっての一番の楽しみはやっぱり食事、それからお料理を盛っている器。 夜も朝も、器も楽しみ、美味しゅう頂きました。 お腹が一杯だのなんだのといいながら、結局残さず平らげた。 朝食に大鉢で供された自家製のお豆腐はほんのり温かく胃にも優しく、妹はおかわり。 温泉の湯も硫黄成分も優しく、着いてすぐ、寝る前、朝にもう一度と3回も入ってなにやら肌もつるつるに。 帰りは小田原発2時9分の新幹線なので、9時過ぎにお宿をチェックアウトし、強羅から登山ケーブルカーで早春山まで。そこからロープウェイで大涌谷へ。 富士山を展望できる箱根のビュースポットの大涌谷。 間近かに仰ぎ見る富士山の雄大な姿に、見ているだけで心が晴れだち、自然のエネルギーをもらったような気がする。ところどころで噴煙が見える。 ![]() 大涌谷の酸性熱泥でゆでたという 「黒たまご」を買って食べる。 卵が美味しいのか、茹でるというより蒸すという茹で方だろうか普通の茹で卵と較べるとなにやら美味しい。 標高1044メートルはやっぱり寒い、というより冷たい。 カメラを持つ手も凍えそう。 噴煙地まで行く気など起こらず早々にきた道を戻って強羅まで。 駅で強羅花壇さんが届けてくれた旅行バッグを受け取って、登山鉄道で湯本まで。 湯本ではいつもの如く、ご近所、友達とリストを持った母の土産選びにつきあう。 「どう思う?」って同意を求めてきて、こっちのほうが、とか、そこまでしなくても…などと水をさすようなことを言うと、「あんたらには分れへんの」と意固地になる。だからこっちも「そしたら聞かんといて」とつっぱねると、自分の選択と娘の意見の間で揺れ動くみたいで、最終的には私たちの意見をとりいれるパターンが多いのも面白い。それでも私たちのほうも、寄木のデザインでどっち?って迷ったとき、母に意見を求めると驚くほどの斬新なセンスをみせるところなどは、私も妹も大いに評価している。 喧嘩もあったけど、やっぱりいい旅行だったね!で終るところも親子の仲なればこそ。 私も母も長女。お互いにずけずけと我を張り合って、双方の言い分もわかる3人兄妹の末っ子の妹が間に立ってとりなして、私と母が撒き散らかしたのを妹がせっせと掃き集めて3人上手くまとまっているのかも……(笑)。 mariちゃんお疲れ様。また今度の旅行もよろしく! 今回の箱根旅行に大満足の様子の母。元気だったら紅葉の季節にまた来たいネェ。次は「海石榴(つばき)」に泊まろうと言ってるから、時候が暖かくなると、いつ行く?いつ行く?とせっついてくることでしょう。
by mchouette
| 2010-02-09 09:48
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