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AVATAR
2009年/アメリカ/162分 at:TOHOシネマズ梅田 監督: ジェームズ・キャメロン 「ジェームズ・キャメロン監督が、自らも長年にわたって開発に関わってきた3D技術をはじめ最先端の映像テクノロジーを駆使し、満を持して放つSFアクション超大作」ということで、奇跡の映像、驚異の映像って散々宣伝されている「アバター」 映像文化でもある映画の影像表現を追及していけば、3D映像に行くんでしょうね。ストーリーとかテーマ、それを体現する役者の演技、存在感を映像で味わいたい私としては、そこまで必要か?って気持ちもありつつ、どんなかな?って興味100%でやっぱり3連休の最後の日に観にいってきた。 劇場入り口で眼鏡を受け取っての鑑賞。 序盤は、眼鏡のせいかどうも映像が暗くって不鮮明で、時折、眼鏡をはずしてみたり、字幕や画像が二重三重にだぶるとあわてて眼鏡を掛けてみたりと、みていてもどうも落ち着かないし、遠近感のある映像となるんだろうけれど、飛び出し絵本みたくって……。 そんな違和感も、先住民ナヴィと人間のDNAを掛け合わせた肉体“アバター”とリンクしたサム・ワーシントン演じるジェイクが、衛星パンドラでナヴィ族の女性ネイティリと出会い、パンドラの森で彼らと交流していく中盤は、このあたりが3D映像ならではの見せ場でもあるんだろう。アニメが奏でる色彩映像の美しさも手伝って、ここにきて本作の本領発揮にようように違和感なく観られるようになった。 ナヴィ族と森との交感をみていると、アニメ「風の谷のナウシカ」だし、ナウシカの方がテーマとかコンセプトがもっとしっかりしていたなって思うし、アニメといえ今でも私の中では感動作品だし…、カプセルに入ったジェイクたちとリンクさせてパンドラで自由に動き回るアバターっていうのも、「マトリックス」やんかって思うし… RDA社「アバター・プロジェクト」の目的はパンドラの森の奥には埋まっている希少鉱物の採掘。RDA社の傭兵部隊長のマイルズ大佐は軍事力でもってナヴィ族たちを森から追い払う強硬手段に出る。 ナヴィ族たちの自然の生命とともに生きる魂に触れたジェイクや、パンドラの森の生態系を守ろうとするシガーニー・ウィーヴァーたちも敵とみなし攻撃する。 起動戦士ガンダムみたいに巨大戦闘ロボットを操縦するマイルズ大佐。爆撃機で空から高笑いしながらパンドラの森に銃弾を打ち込むシーンなどは、コッポラ監督の「地獄の黙示録」でロバート・デュバル演じるキルゴア中佐が「ワルキューレの騎行」の曲にのって村人たちを空から空爆の嵐を浴びせかけるあの狂気の殺戮シーンを彷彿とさせ、ヒトラーしかり、戦争とは一人の狂人によってかくも生み出される地獄絵図かと、そんなことを観ながら思ったり。でも「地獄の黙示録」のあのシーンの方がはるかに壮絶なるリアル感で迫るものが映像にあったなって思ったり……。 と「アバター」をみていると、過去に観たいくつかの作品や映像と重なってくる。 3D映像にする必要ってあるのかなって思う。 どんなかな?って観にいった期待は、パンドラでのジェイクとナヴィ族とのシーンはなかなかに見せてくれたんで、私的にはどうにか及第点といったところ。ただこの作品、3D映像だ、奇跡の映像だって大々的に騒がれなったら、ここまで観客動員できる作品だったかどうか……。 私にとって、いまだに子供の時にみたディズニー映画の、魔女が魔法の棒を一振りすると、たちまちキラキラと煌き輝く色彩の世界を見せてくれたあの映像、眼を輝かせて観たあの夢のような映像がしっかりと記憶にこびりついているし、数年前に紀元前のエジプト文明公開の「エジプト展」でミイラ内部を見せてくれた思わずオオッ!って声を出した3D映像ほどでもなかったなぁ……。 スタンリー・キューブリックが「2010年宇宙の旅」で見せてくれた宇宙の映像、あの神秘なる映像感覚は、改めてやっぱり凄かったんだなって思うなぁ……。 とまぁ、なぜか文末に……の多い感想になってしまった「アバター」。 それよりもティム・バートン監督の「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)」の不思議映像のほうが面白いしワクワク楽しめるのでは?って思う。
by mchouette
| 2010-01-14 12:52
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