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THE WOMAN IN THE WINDOW
1944年/アメリカ/103分 犯罪心理学専門の大学教授が、バカンスに出かける妻子を見送った後、いつものクラブに向ったが、クラブの手前でショーウインドウに飾られた美しい女の肖像画にしばし見とれてしまった。 クラブでいつも会う彼の友人は医師と地方検事。 話は肖像画の女と絡めて色恋にいくが、坂道の下り坂に差し掛かった男たち。そういう色恋も疲れると真面目で愛妻家の大学教授。しかしそんな人生の黄昏にある自分にふと侘しさを覚えるのもまた本音。普段より1杯余計に酒を飲んでしまう。 友人たちと別れクラブを出た大学教授は、またしても肖像画の女性にみとれてしまう。その時、肖像画の女性の顔がもう一つ窓ガラスに映った。 そこにはモデルとなった女性その人が立っていた。 夜が更けていたけれど、他のデッサンをみせてもらうのを口実に誘われるままに彼女の部屋に行った大学教授。 突然、一人の男が入ってきて彼をみるや逆上して彼に襲い掛かってきた。とっさにハサミで男の背中を切りつけて気がつけば男は死んでいた。 思わぬ事件に引きずり込まれてしまった犯罪心理学の大学教授。 冷静に、冷静に考え、密かに死体を始末することに。 しかし翌日クラブで友人の地方検事の口から、財界の大物が行方不明だと聞き、その男こそが昨夜、死体を始末した男だと知る。 さらに男の死体が発見され、事件を担当する友人の検事の口から、現場に残された犯人逮捕に繋がる数々の物的証拠と犯人像を聞かされる。 冷静に行動したはずが、警察の調査の緻密さに、また二人の犯行を目撃した人物が現れ強請られたりと、二転三転と、次第に窮地に追い詰められていくストーリー展開はたっぷりのサスペンス。 大学教授を演じたエドワード・G・ロビンソンはギャング役で知られた俳優。女の部屋から密かに死体を運び出し始末し教授の奮闘振りから、着実に犯人逮捕へと絞り込んでいる警察の動きに、脈打つ心臓を抱え平静さを装う彼のの演技がまた見もの。 二転三転の後のどんでん返し。 そして更なるどんでん返しにほっとする。 公開時はこのラストがいささか不評だったそうだが、ここでホッと安堵させてくれたということは、途中はどれだけハラハラドキドキさせられた悪夢だったことか。 このラストで白けることはなかったわ。 これは、フリッツ・ラングが仕掛けたユーモアのセンスもピリッと効かせた上質のスペンス。 翌年には、フリッツ・ラングは本作と同じキャストで「スカーレット・ストリート/緋色の街」を撮っている。
by mchouette
| 2009-11-03 16:15
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