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THE FRONT PAGE
1974年/アメリカ/105分 ハワード・ホークス開眼で、ヘクト=マッカーサーの戯曲「フロント・ページ」の映画化作品「ヒズ・ガール・フライデー」(1940年)では、新聞編集長役のケイリー・グラントと彼の元妻で敏腕女性記者役ロザリンド・ラッセルのマシンガン・トークも面白く、いわゆるスクリューボール・コメディというものを大いに楽しませてもらった。 十年前だったら楽しくっても、その面白さにはあまり興味を示さなかったけれど、こうしたコメディの醍醐味の端っぽでも分かる年頃になったのでしょうか。 続いて同じくこの戯曲を映画化した本作ビリー・ワイルダーの「フロント・ページ」も鑑賞。 ワイルダー作品は、ジャック・レモンとウォルター・マッソーという名コンビに監督がビリー・ワイルダーとくるわけだから、コミカルタッチも息のあった練れた作品に仕上がっていて、夜のシカゴの町を脱獄した死刑囚ウィリアムズを追跡するパトカー軍団のコミカルな動きも面白く、ビルの掃除のおばちゃんが山椒的役割もにやりとするし、ハッピーエンドのはずの最後のオチもまた思わず笑ってしまう。 いやぁ楽しかった。 キャストにスーザン・サランドンの名前があるけど、どの役?って思ったら、恋人と結婚してブンヤ稼業から足を洗おうとするジャック・レモン演じるヒルディの婚約者役だった。へ~と思うほど美しかった。この時はまだ28歳だったんだぁ。モデル出身だけあってすらりとしたスタイル。 ブロードウェイで大ヒットだったというヘクト=マッカーサーの戯曲の映画化。 この戯曲を初めて映画化したのがルイス・マイルストン監督の「犯罪都市」(1931)。 ハワード・ホークス作品もビリー・ワイルダー作品もリメイク版ともいえるのだろうけれど、ホークスは男二人の物語を、男と女に変え、仕事に生きる女性でありながらも、普通の女の幸せも夢見るといった、社会的に台頭してきた女性たちの心理を巧みにとらえ、さらにマシンガントークでさらにコメディに特化させ、 ビリー・ワイルダーは男二人の話に戻し、ホークスから引き継いでさらにコメディに徹した作品に仕上げている。 最近のリメイクにありがちな小手業や奇を衒ったような演出ではなく、ネタを十分に咀嚼した上で、それぞれの腕を生かした料理の技と味を楽しませてもらったといえる二つのリメイク作品。 さすがハワード・ホークス。 さすがビリー・ワイルダー。
by mchouette
| 2009-10-31 05:41
| ■映画
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