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こんな禁煙マークだったら喜んで……藍染めの布で作ったパッチワーク 映画「かもめ食堂」の中でも紹介した「あじあのおばんざいの店 藍布(らんぷ) 」 店の名前「藍布」の通り、彼女がアジア各地で買い求めた藍染め布で作ったパッチワークのランチョンマットと藍模様の小皿が出迎えてくれます。(上の写真) 日本の藍染めもあれば、ラオス、カンボジアのものもあり、アジア各地には本当に藍染めが多いんですよって教えてくれました。 アジアが好きで、そこの屋台の味が好きで、ベトナム語もマスターし、会社の休みにはいつもアジア各地を旅し、とうとう会社勤めとおさらばして、女一人「アジアのおばんざい」の店を始めた彼女。まだ30歳代だったんではないかしら? 彼女のお父様とは、ある会を通して見知っていて、「今度、娘が…」とお店の開店を知りました。その当時は、会社が近かったこともあり、お気に入りのランチの店でした。 懐かしくなって、仕事帰りに途中下車して寄り道しました。 そんな「藍布」の藍づくし。 布、食器、小物……彼女がアジア各地で買い求めたものばかり。 パッチワークは彼女の叔母さま手作り。 落ち着いた暖かみが感じられます。 間違わないでくださいね。 「藍布」は飲食店なんですよ! これは彼女がいつも店で着ている藍染のシャツとエプロン。 とても着心地がよくって丈夫。少々汗をかいても気にならないそうです。 いい具合に色が落ちて着込んだ味がある。 入り口近くのこんなコーナーにも、彼女の趣味が…… 赤い蓮の置物は、じつは彼女がアジアの仏具店で見つけたもの。店の華にと買ったんですって。 他にも現地で買い求め店で使っている食器とか、天井からぶら下がっているアジアン・テイストの鳥籠とか……機会がありましたら、又紹介したいと思います。 一人の女性が、アジアの味が、藍が好きで、行くたびに、自分の眼で選んで買い揃えた物たちばかり。 来月はこの店無事にあるかどうか、どうなっていることやら、ぎりぎりですよって彼女は話してました。採算出すのってかなり厳しいだろうなって思うけど、ともかく8年も続いているって、凄いと思う。 店の中は、開店当時の清潔感がありました。 禁煙マークの藍地の方は、初めはもっと濃い藍色だったのですが、こまめに洗濯したんでしょうね。色がいい風に落ちてました。 天井に生成りの白い布を緩やかに張ってるんですけど、その布も汚れてませんでした。 私がまだランチに通っていたとき、夏の休みには布を外して洗うんですって言ってました。 今でもきちんと、店のお休みになると洗ってるんでしょうね。 彼女は、躾の行き届いたキチンとした家のお嬢さん。三人兄弟の一人娘。独立して一人住まい。そんな彼女が一人で店を切り盛りし、店のもの一つ一つを大事にしている。 久しぶりに行って、とても清清しいものを感じました。 久しぶりだったので、藍の色と古材の茶褐色にあうだろうなって思って、グリーンがかったトルコ桔梗の花束を手土産にもって行きました。
by mchouette
| 2007-09-02 00:00
| ■徒然なるままに…
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