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クロード・ルルーシュ「愛と哀しみのボレロ」
「夢追人」クロード・ルルーシュが、ヘルベルト・フォン・カラヤン、グレン・ミラー、ルドルフ・ヌレエフ、エディット・ピアフの四人の国籍の違う音楽家、舞踊家をモデルにし、彼らの1930代から現代に至る波瀾に満ちた愛とさすらいの人生を描いた一大叙事詩。やはり圧巻は、ユニセフ・チャリティ・コンサートでこれらの芸術家達が一同に会して、一つの曲ラベルの『ボレロ』のもとに結集されるラスト。(1981年/フランス/185分) 昨夜、CSで放映されていて、全部見るには長すぎるので、つけたまま他の事をしていたんですが、ボレロの曲がゆっくり流れ出してくると、もうだめですね。このメロディに惹かれてテレビの前に座って、あとはもうじっと見てしまった。 それで今日のページはこれ。 作品について語るのはもういいでしょう。 ジョルジュ・ドンの「ボレロ」を写真で堪能とまではいかないでしょうが…やっぱり「ボレロ」が見たい。 「ボレロ」…曲も好きだし、私の携帯電話の着メロは一時「ボレロ」でした。 ベジャールが振付したバレイ「ボレロ」も好き。 約20分間踊り続けるボレロ。ダンサーにとっては非常に過酷な踊りと言えるんじゃないでしょうか。最期、円卓の周囲で踊るダンサー達が一斉に円卓に上がり、両手を挙げて倒れこむところは何回みても鳥肌が立つくらいに胸が打ち震える。映画の中ではダンサー達の数が少しすくなく、ラストの迫力が弱いように思う。 バレイ「ボレロ」の振付けをしたモーリス・ベジャール Maurice Béjart (1982年写真) 「ボレロ」を踊るジョルジュ・ドン Jorge Donn 1947年2月25日アルゼンチンのブエノスアイレス生れ。4歳の時にバレエを始めテアトロ・コロンのダンスアカデミーで伝統古典舞踊を学ぶ。 ジョルジュ・ドンは語る。 他にベジャールが振付けたばバレイ この筋肉の美しさ! ライブでみると更にたまりません。 「死が私に語りかけるもの」キーラ・カルケヴィッチ/ヤン・ル・ガック 「魔笛」 「春の祭典」 「ロミオとジュリエット」マリシア・ハイデ/ジョルジュ・ドン 「ヘリオガバルス」ショナ・ミルク/パトリス・トゥーロン そしてモーリス・ベジャールのバレイを堪能するならこれ↓ ■「アダージェット~モーリス・ベジャールの時間」 水の都ベニスを移動舞台が運河をゆっくりと運行する中で繰り広げられるダンサー達の踊り。稽古場~劇場~街へとベジャールの踊りの製作現場を追ったドキュメンタリー。ジョルジュ・ドンの「ボレロ」が堪能できる一作。 ■「ベジャール、バレイ、リュミエール」 モーリス・ベジャールの最新舞台「リュミエール」の初演を迎えるまでの半年間を追ったドキュメンタリー。シャンソンをテーマにした創作バレイ。映画の中で流れるシャンソンはどれも素敵。特にバルバラの歌う「黒い鷲」そしてジャック・ブレルの「行かないで」はたっぷり堪能できる。創作舞踊もとてもモダン。 バルバラの歌うシャンソンには彼女自身の持つ力強さを感じる。好きなシンガーだ。 特典映像に作中での練習風景のバレイがフル・バージョンで収められているのが嬉しい。女性ダンサーと男性ダンサーそれぞれによるボレロは見ごたえ十分。 <バルバラ Barbara> 最期に素顔のジョルジュ・ドン(1982年来日した時の写真)
by mChouette
| 2007-05-09 00:05
| ■徒然なるままに…
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