by mChouette 検索
カテゴリ
全体 ■映画 =映画:あ行 =映画:か行 =映画:さ行 =映画:た行 =映画:な行 =映画:は行 =映画:ま~わ行 ■映画・雑記 ■ドラマ ■展覧会・コンサート ■一冊の本 ■徒然なるままに… ■美味しいもの ■アウトドア・旅 ■勝手にバトン ■ご挨拶・お知らせ 未分類 最新の記事
その他のジャンル
|
叔母から「利休にたずねよ」の本を教えてもらい、その後、私から叔母に野上弥生子さんの「秀吉と利休」もいいよって、昨年は私と叔母との間でちょっとした利休ブームで盛り上がっていました。
その叔母から年末にメールで、1月3日のNHKの番組「ブロフェッショナル・仕事の流儀~樂家15代目 樂吉左衛門」を教えてもらう。 樂家 そのルーツは、千利休の要望を受け樂茶碗を焼いた長次郎にたどり着く。 豪華絢爛なる桃山文化の世にあって、千利休の侘びの世界を楽焼きの茶碗を通して表現した長次郎。 「面影」と名づけられたその黒樂茶碗が紹介されていた。 素人の目から見てもじっと見詰め続けたくなるような、その前では自然と身が引き締まるような…そんな佇まいの茶碗。 長次郎という代わった先祖を僕はもってしまったわけで…と語る樂家15代目 樂吉左衛門はその長次郎の黒樂茶碗を、時代に突きつけるものをもっていると語る。 時代に突きつけるものがなければ、作る意味がないでしょう。 そう淡々と語る彼の目は静かだが厳しさを持っている。 樂家に生まれ、それに反抗するように東京芸大の彫刻科に進み、表現者としての己が見えなくなり、逃げるように海外に行き、そして茶碗に辿りついたという。 時代に突きつけるもの…… 放映された内容そのものも感動したけれど、何よりも新しい年の始まりに素晴らしい言葉を頂いた。 映画も同じ。 時代を語り、時代を映し、時代に突きつけようとするものが映像から感じられた。 小説戸は違うそんな映画の魅力に夢中になってみていた若い頃。 2013年はそんな風に感じさせてくれる映画にいくつ出会えるだろうか。 まずは26日からの公開日が待ち遠しく思うのは、私のお気に入り監督であるタヴィアーニ兄弟の「塀の中のジュリアス・シーザー」
by mChouette
| 2013-01-09 10:03
| ■徒然なるままに…
|
ファン申請 |
||