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変な天気のまま五月も今日で終わり。
新藤兼人監督の訃報。いい映画を見せてくださった監督のご冥福を祈りたい。 そして私。 五月は風邪引きで、処方してもらった5日分の薬が終ると、治る方向にあるのだけれど、次の症状があらわれて、毎週毎週病院通いで、今ひとつ喉がスッキリしない感じで、来週早々でももう一度病院に行って漢方系のお薬を処方してもらおうかなと思っている。そんな状態で過ごした五月でした。 そんな中で持ち上がった、近くに住む夫の兄夫婦と同居(といっても兄夫婦は別棟)している義母の介護の問題。夫婦とも働いている状態で週末のヘルプにも限界があり、兄嫁の負担の軽減と、ディサービス利用などを口にしたら、急に気色ばられて……。感情的なものも根っこにあるんでしょうねぇ。気持ちが消耗。私達サイドで采配できないから、余計に消耗。 ただ、こういうことをきっかけに、長らくの単身赴任から我が家に帰還した夫とは、新たな信頼関係を築けそうだし、築いていきたいし、それは喜ばしいと思っているから、消耗状態ばかりではないのだけれど…。 観たい映画は仕事帰りに一目散で劇場へ。次の日は良かった!の余韻のままに仕事の合間を縫ってブログにアップが、ブログ始めてからの私の元気印のバロメーター。 そのバロメーターがそんなこんなで下降横ばい状態。 ちょっと整理がつくまでブログをお休みしようと思います。 ただ、見た映画や楽しいことは備忘録的に書きとめておく場所としてブログは活用したいので開店休業でコメント欄は勝手ながら当分の間クローズさせていただきます。 どなた様も恙無く日々過ごされますことをお祈り申し上げます。 映画はもっぱらお家シネマ。 私の大好きなイタリアのタヴィアーニ兄弟の主に90年代の作品を鑑賞。ずいぶん前に観たきりだから再鑑賞は嬉しい。未公開作品鑑賞も嬉しい。 彼らの出身地イタリア・トスカーナ地方を舞台にした彼らの作品は、フェリーにはまた一味違う人情味。常に監督・脚本すべて兄弟二人共同で映画を作っている。交互にカットの演出もするというその共同作業振りはコーエン兄弟以上ではないかしら。彼らの作り出す作品はどれも大好きです。 「太陽は夜も輝く」(1990年/原作レフ・トルストイ) 「フィオリーレ / 花月の伝説」(1993年) 「笑う男<Tu rid>」(1998年) 「サンフェリーチェ/運命の愛」(2004年/未公開) 展覧会もあれこれ行けず、でもこれを観たら十分って気持ちになったのが京都国立博物館で開催されていた特別展「王朝文化の華~陽明文庫の至宝」 最終日の5月27日に見にいってきました。かな文字の書物関係はわからないけれど、藤原家の嫡流である近衛家の品々を堪能。 国立博物館の敷地内にある茶室「堪庵」でボランティアでお茶席が催されていて、ご亭主の意向で、人の手に触れてこそのお道具と、貴重なお宝ともいえるお茶碗やお茶杓を直接手にとって拝見する機会も頂き、当時の資料から再現したというお茶菓子にも舌鼓を打ち、充実した楽しい時間を過ごせました。 一緒に行った一人は痴呆のお母さんの介護にディサービスを利用しているとか。(今回の京都行きもそんな彼女に少しはHAPPYになってもらえるかなって気持ちで提案したもの) こんな楽しい時間をもてたら、お母さんにも優しい気持ちで話ができるって、そんな彼女の言葉は大事。 私の実家は小さい頃は曾祖父母もいる大家族。寝たきりになったひいおばあちゃんの枕元で絵をかいたり、おままごとしたり、時にはメッセンジャーとしてひいおばあちゃんの用事をおばあちゃんやお母さんに伝えに行ったり、布団から出るときは肩を貸してあげて、ゆっくりゆっくり歩くのも楽しんだり、お手伝いしていることも小さいなりに誇らしく、そんな風に家族の中で人が老いていく様を見、老いていく者もいるのが当たり前の雰囲気の中で育った。元気だった頃はこの曾祖母に連れられて歯医者さんにいったことがある。「これ買うたるから泣くんちがうで。内緒やで」と言って明治だか森永の板チョコを買ってくれて、子供心に「いいのかなぁ」と思いながら、治療終えた後、泣きながらチョコレートをかじったこともあったっけ。 そんな幼い頃の記憶が甦る。 今日は息子と仕事帰り「MIB3」を見にいきます。たしか2も息子と見にいったっけ。 アルモドバルの最新作「私が、生きる肌」これは是非観たいし、東洋陶磁美術館で開催されている「マイセン展」には是非行きたい。
by mChouette
| 2012-05-31 11:09
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